- HOME >
- 男女ともに増加中!大腸がんについて
男女ともに増加中の大腸がん
独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センターの統計によると、2020年の部位別がん死亡者数のうち、大腸がんで亡くなった方は第2位となっており、男性は第3位、女性では第1位となっています。
亡くなられる方は年々増加する傾向にありますが、大腸がんは初期のうちに発見・治療できれば比較的生存率が高いがんです。ですが初期の大腸がんは自覚症状がほとんどないため、予防や初期発見・治療につなげるためには定期的に検査を受けることが大切です。
お住まいの自治体によっては無料で大腸がん検診を受けられる場合もありますので、ご自身の大腸に目を向けるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
大腸がんのチェック
以下の項目に当てはまる内容が多い方は要注意です。
一度検査を受けることをお勧め致します。
- 家族・親戚に大腸がんにかかった方がいる
- 40歳以上である
- 加工食品を食べることが多い
- 運動不足である
- 太り気味である
- 便に血が混じっている
- 下痢と便秘を繰り返すことがある
- 最近、細い便がよく出る
- 便潜血検査で陽性のことがあった
大腸がんの検査
大腸がんの検査には、主に以下の検査が行われます。
- 便潜血検査
- 健康診断や人間ドックでよく行われる検査です。
検査前の食事制限や体への負担もないので簡単に受けられる検査です。
この検査で陽性が出た場合、大腸内視鏡検査などの精密検査を行います。 - 大腸内視鏡検査
- 肛門から細いカメラを入れて、大腸内部を直接見る検査です。
検査前には、大腸内をキレイにするために下剤を飲むなど準備が必要ですが、確実に病気を見つけることのできる検査です。